【東京】エビスヤトランスサービス（恵面好晴社長、東京都東村山市）では、デジタコの点数を「安全性評価」として賞与に反映している。同社の就業規則によれば、賞与に関して「1か月の実車走行距離にデジタルタコグラフの総合評価点数の10分の1を乗じた金額を支給する」という。

　例えば、6か月の実車走行距離が5万km、デジタコの総合評価点数が80点とすると、5万×80×0.1＝40万。ドライバーは40万円を賞与として受け取ることになる。
　「以前は賞与を支給していなかったが、燃料代の節約を考えて、このシステムを導入した」と恵面社長。実際、「燃料費は2割近く削減できている」と話す。社員もいままで出なかった賞与が出て喜んでいる。
　また、導入によって、ドライバーは自然と安全運転を心がけるようになり、交通事故が大幅に減ったという。