【愛知】ＨＯＴＲＥＸ（長谷正宜社長、豊田市）は５月に同じ豊田市内で本社を移転。延べ床面積が約６０坪の新オフィスには「物流業界のイメージを変えたい」という思いが込められている。

　エントランスの扉を開けると、運送会社に来たことを忘れさせるような上品な空間。応接室や休憩スペースなど、部屋ごとに違った落ち着きを持たせている。「新卒者の採用力と社員のモチベーションを高めるため」という。特に、これから同社が力を入れようとする物流コンサルティング業務を担う人材の確保が必要だった。

　そうした状況にあって、新オフィスは「常識を打ち破り、新しいことに挑戦する人材を獲得するための先行投資」と位置付け、すでに五人の内定者が決定している。（藤田雅弘記者）