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    IT点呼を後押し 「WebSERVE/物流統合ソリューション」

    2009年6月4日

     
     
     

     Gマーク取得の営業所に認められる「IT点呼」が普及の兆しを見せているが、それを後押しする製品が誕生した。
     富士通システムソリューションズ(東京都文京区)は5月から、「WebSERVE/物流統合ソリューション(IT点呼)」の提供を開始している。同社流通ソリューションサービス本部第一流通ソリューション部の東智義プロジェクト課長と、ソリューション営業本部第二ソリューション営業部の狩野健太氏に話を聞いた。


    同システムは、アルコール測定器とWebカメラを活用。ドライバーのアルコール測定データと、点呼中の画像を運行管理者側で一括管理できるというもの。法で義務づけられている点呼を遠隔で行うことができるため、「深夜であっても、1人の運行管理者が複数の営業所の点呼を受け持つことができ、業務負荷と人件費を削減できる」(狩野氏)という。
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     点呼情報は電子データとして一元管理が可能。同氏は、「営業所単位の『点呼表』を用いている事業者が多いが、それでは管理しきれない」と指摘した上で、同システムであれば「全社を一元管理でき、必要なデータもすぐに引き出せる」とアピールする。
     最大の特徴は、「基幹システムとの連携ができること」(東氏)。点呼情報と運行日報のひも付けはもちろん、「配送計画システムと結びつければ、配送指示を出す際の指導をドライバーごとにきめ細かく行うことも可能になる」。「点呼業務の効率化」だけでなく、「安全性・利便性のさらなる向上」までを目的としている。
     アルコールチェッカーは、東海電子の「ALCーPRO」を採用。価格は72万円から(アルコールチェッカー本体やカスタマイズ・導入にかかる費用は別途)。
    fsol1.jpg
              東氏(左)と狩野氏
     詳細は同社HP、http://jp.fujitsu.com/group/fsol/

     
     
     
     
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