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    トヨタと日野 アルコール・インターロック装置を開発

    2009年9月10日

     
     
     

     トヨタ自動車は8月31日、運行管理者用アルコール・インターロック装置を開発したと発表。9月1日から11月30日にかけて、日野自動車と共同で全国の運送事業者のトラックなどに取り付け、運用面での課題を検証する。


     今回発表したのは、車両と接続したハンディタイプの呼気吹きかけ式で、肺に含まれる呼気のアルコールを測定する。呼気中にアルコールが検出された場合は、その濃度に応じて警報による注意喚起、あるいは車両のスターター回路を制御し、エンジンの始動ができないようにする。検査結果はデジタルタコグラフに自動的に記録され、成りすまし回避のため、検知器に内蔵したデジタルカメラが顔画像も一緒に記録する。
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    検知器にはデジカメを内蔵
     マウスピースに口を接触する方式と異なり、呼気を吹きかけるだけでアルコールの検出が可能。「使い勝手の良さと衛生面でのメリットがある」(トヨタ自動車・制御システム先行開発部の犬塚保広室長)。また、同装置にはアルコール検知機能に加え、温度・湿度センサーなどを搭載し、精度向上を図った。
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    検知器に息を吹きかける(写真は犬塚室長)
     今回の検証は、ドライバーがエンジン始動前に息を吹きかけてチェックを行い、運行後に管理者がデジタコに自動記録された検査結果を確認するなど、実際の運用を想定して行われる。全国の運送事業者のトラック(1社2─3台)や国交省の協力を得て、同省公用車の計30台に装着し、使い勝手などの機能検証を行う。
     両社は今回の検証結果から得られた課題を今後の開発に生かすとしており、将来的には日野の運行管理システム「ひのこんぱす」との連携を視野に入れる。
     アルコール検知器は芳香剤や健康飲料といったアルコール飲料以外のものでも誤認検知する恐れがあり、実際の運用では利用者がその問題を許容しながら利用することが求められる。

     
     
     
     
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