求荷・求車情報システムで圧倒的な会員数を誇るトラボックス（藤倉泰徳社長）。
　同社では、５月から開始した「物流見積」を９月に有料化。しかし、「さらに運送会社に利用してほしい」との考えから、設定していた９８００円から４８００円に値下げした。
　同サービスは、荷物を運んでほしい荷主が専用サイトに情報を掲載。その情報から運送会社は見積もりを入力。見積もりは料金だけでなく、提案やサービスなども書き込み、会社をＰＲすることがコツだという。
　運送会社では、専門の営業マンを雇うケースは少ない。そのため、荷主の新規開拓が怠慢になる傾向がある。同サービスは、運送会社のこうした体質をサポートするために始められた。
　同サービスを利用する荷主側も、コストの見直しを図るだけが目的ではなく、現行よりもさらに良いサービスを提供してくれる運送会社を探すことも目的としているようだ。
　現在、荷主からの荷物情報が増加する一方で、運送会社の入会数が一定のため、マッチングしない情報が多いという。今回の値下げは、より気軽に利用してもらうためのものだという。
運送事業者の登録用ＨＰアドレスは、 　
http://www.trabox.ne.jp/guide/butsuryuu.html
荷主企業用の「１００社へ物流見積もり」のＨＰアドレスは、
http://www.trabox.ne.jp/butsuryuu/index.html