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    日本TI UHF帯ICタグ用RFIDチップの量産出荷開始

    2006年8月4日

     
     
     

     日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)はこのほど、EPCグローバルからEPC Gen2標準認証を受けたUHF帯ICタグ用RFIDチップ『Gen2シリコン』の量産出荷を開始すると発表した。
     先端的なシリコン・デザインで、ICタグの処理性能が向上した同チップは、アナログプロセスとしては最先端の130nm(ナノメートル)プロセスで製造。
     RF(無線)信号のやりとりに要する電流を、より効率的に変換するためのショットキー・ダイオードが組み込まれており、低消費電力ながらチップの読み込み精度が高いシリコン・チップとなっている。
     TIのUHF/リテイル・サプライ・チェーン担当ディレクターのトニー・サベッティ氏は、「ボックス・メーカ、ラベル・メーカから消費財のディストリビュータに至るまで、EPC Gen2タグのユーザとなる企業は、自社の関わるサプライチェーンを強化すべく、RFIDシステムにそれぞれ異なるニーズや期待を持っている。TIのテクノロジで、ユーザはそれぞれの物流に合った最適な形状を活用できる」とし、「TIはGen2チップを、多くのユーザに利便性や柔軟性を提供できるよう、さまざまな形態で供給する」とコメントしている。
    ◎関連リンク→日本テキサス・インスツルメンツ

     
     
     
     
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