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    CTC モバイルソリューションビジネスを強化

    2007年4月25日

     
     
     

     伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)はこのほど、米国マクロビジョン社製バーコードリーダー「Flic Cordless Scanner」を活用した、モバイルソリューションビジネスを強化すると発表。
     今後の展開について、インダストリアル・エンジニアリング営業部の武本憲幸部長代行(写真左)と、同部IMF課の岩本智行氏(同右)に話を聞いた。


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     同製品の最大の特徴を、岩本氏は「Bluetooth対応であること」と説明し、武本部長代理も「いつでも、どこでも使える」ことをメリットとして強調する。
     同製品でバーコードをスキャンすると、Bluetoothを経由し、携帯電話などの通信端末からリアルタイムでデータ発信を行うことができる。岩本氏は「在庫確認や顧客管理に最適」とし、「納品したドライバーや納品時刻を正確に、リアルタイムに把握できる」と、納品先での検品などを主な用途として挙げる。
     価格は1台3万9600円(制御用ソフト込、税別)と、先行商品と比べると破格の安さ。単四電池3本で、「使用環境にもよるが、通常、1日100回のスキャンで8か月の利用が可能」(岩本氏)。連続で利用した場合は、7万6000回のスキャンが可能だという。また、「米国ではすでに3万〜4万台出荷されている」と、製品の信頼性の高さをアピールし、「人間工学的に持ちやすい形、重量になっている」ことも特徴として挙げる。
     CTCの役割は、同製品を活用した各種ソリューションを企画・設計・構築すること。Bluetooth対応なだけに、携帯電話を利用したアプリケーションが中心になると考えられるが、岩本氏は「複数のキャリアとすでに取引がある」ことを強みとした上で、「キャリアと共同でシステム構築を進めていける」と自信を見せる。
     たとえば、キャリアの異なる携帯電話を、利用端末としてひとつのシステムで組み込むことも可能。「同じ社内でも、従業員の持っている携帯電話のキャリアはさまざま」だが、同社がシステムを構築すれば、「携帯電話の買い替えコストもかからず、スムーズにシステム導入を進めることができる」と説明。
     また、通信端末に携帯電話を利用するメリットとして、「誰でも使い慣れており、操作のための特別なトレーニングが必要ない」ことを挙げる。
     武本部長代理は、「いまお使いのシステムとの連携や、データ通信の高速化など、顧客のニーズに合ったソリューションを提供できる」とし、「業務の効率化や、コスト削減の面でお役に立てれば」と話す。
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     くわしくは同社HP、http://www.ctc-g.co.jp/

     
     
     
     
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