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物流ニュース
SIPスマート物流サービス管理法人 オンラインでシンポジウム開催
2021年11月8日
内閣府主導の国家重点プロジェクトとして進める戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の一つとして、SIPスマート物流サービス管理法人(国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所港湾空港技術研究所)が10月20日、「スマート物流サービス・シンポジウム2021」をオンライン形式で開催した。
田中従雅プログラムディレクターによるSIP「スマート物流サービス」の概要紹介後、東京大学・先端科学技術研究センターの西成活裕教授が「物流DXの鍵~数学と現場をつなぐ第三の人材とは~」をテーマに基調講演を行った。
続けてSIPの研究開発を進めている調査ワーキングチーム等がテーマ別に発表した。発表者は、富士通、野村総合研究所に続き「業種等データ基盤の高度化」として「リテール(日用消費財・コンビニ等)」を流通経済研究所、「医療機器」を医療機器物流情報プラットフォーム協議会、「地域物流」をセイノー情報サービス、「医療材料」を帝人、「アパレル」を日本アパレル・ファッション産業協会、主催者であるSIPスマート物流サービス管理法人が「物流ビッグデータ利活用」と題して説明した後、「自動データ収集技術」として「荷物サイズ・に姿種別等判定に資する映像処理AI技術」をAutmagi、「荷物データを自動収集できる自動荷下ろし技術」を佐川研究JV、「画像認識を用いた自動データ収集システム技術」をグローリー、「ケーブルアンテナ・棚アンテナ技術を用いた安価な情報収集技術」を東京都市大学が発表した。
なお、この発表内容はSIPスマート物流サービス管理法人のWebページで公開予定で、聴講者には11月~2月の間をめどに各研究開発チームと直接議論する場を「社会実装マッチング」として設定する。
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