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物流ニュース
国交省 大型車の車輪脱落事故調査・分析検討会を設置
2022年3月18日
国交省は2月18日、大型車の車輪脱落事故防止に向けて、「大型車の車輪脱落事故防止対策に係る調査・分析検討会」を設置し、事故要因の調査・分析等を行っていくと発表した。
同省では関係機関と連携して、大型車のタイヤ交換作業の徹底に係る周知・啓発活動や、街頭検査においてホイール・ナットの緩みの確認を行うなど、各種事故防止対策に取り組んでいる。
しかし、大型車の車輪脱落事故は依然として発生しており、令和2年度は 131件、同3年度は同4年1月末までに107件(速報値)、同2年度は同月末までに113件となっている。
最近の大型車の車輪脱落事故では、適切な点検・整備がなされていない事案が散見されており、タイヤを脱着する際にはホイール・ナットを清掃した上で潤滑剤を塗布するとともに、劣化したホイール・ナットは必ず交換して欲しいとしている。
また、大型車の車輪脱落事故防止対策をさらに進めるため、「大型車の車輪脱落事故防止対策に係る調査・分析検討会」を設置し、ホイール・ナットに係る要因を含め、車輪脱落事故の要因のさらなる調査・分析等を行っていく。
◎関連リンク→ 国土交通省
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物流メルマガ
大型車のタイヤ交換方法を世界基準のISO方式にしちゃった日本。
ただ日本は世界で主流の右側通行と左ハンドルではないのだから、タイヤの締め方をJIS方式に戻せって。
ISO方式とJIS方式両方を調べて、同じ荷重の荷量を背負って同距離走った場合にどちらがナットが緩み脱輪する恐れが高まるか検証してほしいわー。
では海外は右側が脱輪するのですか?
ナットが緩む原因が交差点を左折時に内側タイヤの駆動部に負荷がかかるから緩み易くなるので、日本では逆ネジにして緩まないようにしてました。
海外は右側通行なら右折時は締まる方向に負荷がかかるから緩みにくいし、左折は大回りになるから負荷が掛からなくて緩みにくいです。
ハブやクリップボルト、ナット類は消耗品として1、2年で元が取れるよう安く提供してほしいですね。スチールホイールも錆び酷いトラックいるが表面両目使うのはやめたほうが良いと思ってます。
燃料高騰時であり費用が嵩むと思いますが社会的損害考えたらどちらが安いか
地震など災害で積めない降ろせないなど早くにわかったり決まった場合は早く物流会社への対応すること
また物流会社はドライバーへ必ず指示をすること
とりあえず行けや待っていろは違う
この時代よく考えろ
高速道路も通行止めのため一般道は渋滞するのわかっているはずなのにウラカラと出歩くのを規制するようにしなさい
物流後回し感がもうピークになりいっそうイライラしております
トラック協会 陸運局 言わないとわからないかな?
某トラックディーラーの現役です。
どうしても、ISOで行くのであれば
昔M社でISOの左ネジがあったはずです。大型バスにのみ設定でしたので、それをトラックにまで拡大するしかないと思ってます。
どう考えてもISOになってから
わかってはいるけど今更言えないんだろ?
近年になってタイヤの脱落が急に増えてきた理由が分かってないのに、それとホイールナットの緩み具合と劣化度合いを無理矢理結びつけて運送会社を悪者にしようとしているようにしか見えなくて憤りしか感じませんね。
運送会社各社の安全運行への意識の杜撰さを問いたいなら、脱落が目立ち始めた年の前後の情報をもって結論を割り出せばいいのに。
当方大型車専門のタイヤショップですがISO方式に変換後、JISに比して明らかにナット緩み事案は減少しております。ISO方式で緩む車両はほとんどがISO方式そのものに原因はなく、ホイール割れ、清掃不足、適切な潤滑油不使用、オーバートルクを含む不適切な締め付け方法に原因があります。国交省が机上の理論ではなくタイヤ交換現場の実情を把握していないことが1番の問題であると考えます。
JSO,JISに限らず(ISOは特に)ホイールの当たり面の面取り清掃をしっかりやるだけでかなり緩みは軽減されるとタイヤ屋の社長が仰っておりました。
そこのタイヤ屋ではフロント、リア共にホイールの裏側、ダブルの当たり面を砥石でサビ等を落としてから組み付けております。
他のタイヤ屋では見受けられない作業でしたので、説明を受けてなるほどと感心しました。
ISOは些細なことですぐ緩み速攻で脱輪する
気づいた時には遅い、締まっていても些細な事で緩み外れる
ISOは脆い