日本通運は１３日、同社の相撲部が12日に東京両国の「国技館」で開催された、天皇杯第５３回全日本相撲選手権大会（主催：財団法人 日本相撲連盟）において、栂木崇行（とがのき たかゆき）選手が初優勝を飾ったと発表。
　同大会は、社会人・学生・高校生の計６４人が参加して行われ、日通相撲部からは主将である栂木選手のほか、矢島健一選手と澁谷悟選手の３人が出場した。栂木選手は順調に勝ち進み、準決勝では今年の高校横綱・澤井豪太郎選手を、また決勝戦では大学生の森友樹選手を破り、今年の「アマ横綱」を勝ち取った。
　日通相撲部では、平成６年に吉橋宏之選手が同じく「アマ横綱」に輝いて以来、１０年ぶり２回目の快挙。今年は第４６回全日本実業団相撲選手権大会で部として２年連続優勝を果たすなど、昨年竣工した新本社ビル内の道場における日頃の鍛錬の成果を発揮している