プロロジスは１５日、マルチテナント型の大型物流施設「プロロジスパーク越谷２（ツー）」を、埼玉県越谷市の越谷流通業務団地内に開発すると発表。着工は９月、竣工は来年５月を予定している。
　同施設の敷地面積は約１万６０００平方メートル、延床面積並びに賃貸面積が約３万９０００平方メートルの地上５階建てを計画。９０台以上の車両が駐車できる駐車場を確保し、南北２面に計４４のバースを設置することで、搬出入のスピードと荷さばき作業の効率性を向上させる。外壁にサンドイッチパネルを採用し、優れた断熱性と耐久性を備えたほか、倉庫スペースはニーズに合わせてフレキシブルに分割提供できる。
　また、同社では「プロロジスパーク杉戸１（ワン）」（同北葛城郡）隣に開発予定である「プロロジスパーク杉戸２（ツー）」に関して、同地域の企業の物流施設ニーズが非常に高いことから、各階に直接アクセス可能なランプウェイを装備したマルチテナント型高機能大型物流施設を想定し、調査、設計などを開始することを併せて発表した。