ジャパンビート（株）（資本金1000万円、長野県東筑摩郡山形村大池原346、代表大月勝利氏、従業員40人）は１日付で事業を停止し、事後処理を安藤雅樹、塩野悠子両弁護士に一任、自己破産申請の準備に入った。

　2003年８月に設立した一般貨物自動車運送業者。機械部品、自動車部品、飲料などを扱い、積極的な営業展開で業容を拡大していた。

　しかし、景気後退などで受注環境が悪化し、09年５月期の年売上高は約4億7500万円に減少。今年６月には労働基準法及び労働安全衛生法違反の疑いで同社と代表が書類送検されたことから対外信用が低下。再建策を模索してきたが実を結ばず、今回の事態となった。
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　関連会社の（株）ビート（資本金５００万円、同塩尻市広丘吉田３３３─１、代表大月奈保美氏）は06年６月に設立。ガソリンスタンドの経営を手がけていたが、ジャパンビートと同様に１日付で事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。

　負債は、ジャパンビートが約４億円、ビートが約２億円、合計で約６億円。

　（東京商工リサーチ・帝国データバンク調べ）