【大阪】平成２０年にドライバーコンテスト・トレーラ部門で全国大会の出場経験があるエフワン流通（谷山政治社長、泉大津市）は１８日、エフワングループ内でのドラコンと家族親睦のイベントを開催した。


　同社グループドライバー８０人中、各部署選抜のドライバー１１人が参加。当日は早朝に学科が行われた後、技能競技が行われた。
　同社の西口光常務は「中小企業からドラコンに出場して優勝し、内閣総理大臣賞を受賞する会社も存在する。同賞が受賞できるプロドライバー育成に努めることが、社会にも荷主企業にも貢献できることから、このドラコン開催でさらなるスケールアップを図っていきたい」とあいさつ。
　車両点検では自動車整備会社・ＳＧモータースのプロ整備士２人が採点。さらに技能採点については、デジタルタコグラフ採点と同社関係者による採点を行って総合点で競われた。
　技能競技では出場者の各部署の責任者での競技も行われ、現役から離れてドライバーの指導・監督を行う管理職も大型トラックのバック（ホーム着け）で競って大会を盛り上げた。
　同大会では各部署の選手が入賞することで、部署全員にも賞品などが贈呈されることから、所属するドライバーの応援に力も入った。参加ドライバーは日頃の腕前を披露し、観戦者からも技術の凄さに声が上がった。
　大会終了後には親睦イベントとして、たこ焼きやお好み焼き、フランクフルト、ヨーヨー釣り、輪投げなどの屋台が出店し、従業員の家族も楽しんだ。
　同社担当者は「今回はドライブテクニックのスケールアップを目的としたドラコンと親睦会をコラボで開催したが、父親の運転技術に感激する家族も存在し、意義のある大会となった。今後も自社からの技術向上を図っていきたい」と語った。
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