アトランス（静岡県浜松市）代表の渡邉次彦氏はこのほど、市内の湖東中学校で職業講話を行い、生徒らに物流と社会に関する学びの時間を提供した。

職業講話は具体的かつ現実的な仕事および企業の実態を通して自身の適性や働くことの喜びを知ってもらおうというもので、渡邉氏は５０分の時間を２回担当。授業ではスライドを用いながら生徒らに語りかけ、自社の取り組みから物流の仕組み等を発信して前向きな社会での働き方を示した。

同氏はその後取材に応じて一連の流れを踏まえた上で今回の取り組みについてコメント。「とても良い機会をいただけた」と手応えを述べて成長段階における物流への理解を深める同様の動きの重要性を強調すると、県ト協青年部が行っている幼稚園児に対する絵本の読み聞かせ活動を例に挙げてその意義にふれた。

また今後については自身が支部長を務める県ト協西部支部での展開も視野に入れて継続する姿勢を示唆。「子供たちの目がきらきらと輝いていて、自分にとっても良い刺激となった」と笑顔をのぞかせながら、物流の重要性を伝えていく使命感にも言及した。

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