ゼロエミッション物流の実現を目指すエフゼロ（大川暁史代表、三重県三重郡川越町）はこのほどＥＶトラック用の充電スポットマップを公開した。

冒頭のコンセプトで同社が設立されたのは昨年のことで、コロナ禍で思うような迅速な動きができないなかにおいても協議会の発足やネットワークの拡大で活動を続け、今回の運びとなった。

公開中のマップは現在ベータ版で本拠地のある三重県を中心としたものだが、今後アンケートや調査を実施しながら順次拡大予定。大川代表は「スポットは充電設備がただ置いてあるだけでなく、実際にＥＶトラックに使用できるかどうかまで確認している」と語り、大きな反響を得ているという現状にふれる。

今後についてはＥＶトラックと充電用設備を導入し、物流の実証実験を年内にも行いたいとしている同社。動きを通してはコストや実践的データの収集をすすめていきたいとしており、マップの展開とあわせて注目される。

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