【静岡】静ト協女性部会（中村有子部会長、静浜ロジネット）はこのほど三井住友海上火災保険と「ＳＤＧｓ推進に関する包括連携協定」を結び、会員事業者向けのサービス拡充へとつなげた。

協定は部会の会員事業者が対象で、ＳＤＧｓへ取り組む企業に環境・社会・ガバナンスをテーマとした無償サポートメニューを用意。ＳＤＧｓ、健康経営、女性活躍支援、社内ハラスメント防止、情報セキュリティ対策、事業承継といった取り組み等を三井住友海上火災保険が支援する。

先般、行われた協定締結式には中村部会長や村松由起副部会長（羽衣運輸）が出席し、部会長があいさつ。一連の動きに感謝の言葉を述べるとともにＳＤＧｓ内の項目が運送業界の課題解決へマッチするものであるとの見解を示した上で、「ＳＤＧｓを取り入れることで社会的な信用や荷主の信頼を高めていきたい」との考えを述べた。

同部会では今後も関連の動きに意欲を示してＳＮＳ活用等を視野に入れた前向きな取り組み姿勢を継続。中村部会長は「部会を各自のスキルアップの場としてほしい」と語り、また「それらの動きを現場で働くドライバーらの環境改善へつなげていきたい」との見解を示している。