「気がつけば学習」をコンセプトに事業を展開する広報企画（杉原定憲社長、愛知県名古屋市）はこのほど「トラック・物流かるた」を制作。周知と活用を通して運送業界への貢献を目指している。

交通安全や各種イベントへの協力などで１５年以上にわたり運送業界に携わってきた同社。ドライバー不足という大きな課題に直面している現状において人材面の裾野を広げたいとする観点から、今回の企画は立案された。

杉原社長は「物流の世界はロジスティクスやサプライチェーンなどしっかり理解しようとすると難しい部分があるので、シンプルな『ワンセンテンス』にまとめて絵とともに伝えることでその世界を表現できたらと考えた」と今回の動きを説明。かるたには「ありがとう　そのひとことが　しごとのよろこび」「えにすれば　わかりやすいね　ぶつりゅうのしくみ」といった言葉に合わせた馴染みやすいイラストがあてられ、遊びを通じて印象へ残すことでそれらが線となってつながり、物流の仕組みや中身を自然な形で学習できる。

かるたはデータで提供されることから簡単なアレンジも可能で、また業界を取り巻く環境や法令の変化に応じて随時のアップデートを予定。今後も「小さな子どもらを中心にトラックや物流のファンを増やしていきたい」との考えで同様の動きを推進していく構えだ。

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