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物流ニュース
千賀屋 効率的に在庫処分を、1ケースから買い取り
2014年3月6日
倉庫の片隅に放置された長期在庫品をはじめ、事故で生じた破損品などを買い取る千賀屋(千賀晋次社長、大阪市浪速区)は、多くのネットワークを生かし様々な販売ルートを持つことで、トラック運送業からの引き合いも増えている。
不良在庫商品の再流通を要とし、「荷物の引き取り、決済スピードが特徴」と掲げ、企業向けの買い取り事業を展開する。1ケースから大口の商品にも対応し、雑貨や衣料品のほか、家電や食品など大半の商品を取り扱っている。千賀社長は「商品により個々の強みを持った企業のネットワークを駆使しているので、多くの商品買い取りを実現している」という。
また、「保管料金を考えると、傷口が広がる前に処分するのが早期解決のカギ」とし、「顧客の了解を得て処分する場合、専門業者に依頼してコストを掛け処分する事業者は少なくない。余分なコストを掛ける前に相談してほしい」と話す。
しかし、売却する企業側としては、「その商品が、どこに流れるか分からない」「情報を外に出したくない」「会社のイメージが…」などの不安があるが、千賀社長は「相談の上で販売ルートを定めており、コンプライアンスを重視した経営を行っている」と強調。その上で「職務上で発生する情報を守り、守秘義務契約も交している」と、安心と信用を明確に打ち出した経営が強みと話す。
査定には、商品の写真とサンプルを送付するだけで、無料で見積もりが可能。千賀社長は「食品などの消費期限がある場合、期限がひっ迫した商品でも相談は可能。ただし、食品の場合、処分か商品になるかは時間が境目。できる限り早いほうが商品価値は出やすい」。
また、最近では「倒産品や倒産前などで賃料が滞っている商品に頭を悩ますお客様が多い。当社では弁護士を通じ、法律に基づいた専門的なアドバイスが行える。倒産品で留置権が生じている場合でも問い合わせいただければ相談に伺う。有効に活用していただきたい」と話す。
◎関連リンク→ 有限会社千賀屋この記事へのコメント
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