【奈良】「４０歳になった」というエムシーエス（北葛城郡河合町）の植島至弘社長（写真左）はこの春、社長に就任した。「まだまだ駆け出しで、これからが勝負」と気を引き締めている植島社長に、今後の意気込みを語ってもらった。
　「もちろん、会社を大きくしていきたいという思いはある。従業員も頑張ってくれているので、売り上げを上げていきたいという気持ちも強いが、やはり今までお世話になっているお客様に恩返しをしていきたい」とし、「『エムシーエスに頼んでよかった』と言っていただけるような会社にしていかなければならないと思っている」と話す。
　「そのためにはもちろん、安全第一。最近、近くのセンターでドライバーを集めて講習会を実施した。保険会社に講師を頼み、交通安全意識の向上を図った」とし、「こういったことを継続的に実施し、常に気を引き締めていく」と話す。

　「これからは本業を大切にしていきたい。もちろん、将来的にはお客様のニーズに合わせて倉庫などにも視野を広げていきたいが、とにかく今は足元を固める期間。まだまだこれからの会社だが、従業員には信じてついてきて欲しい」と意気込む。
　同社の取締役でもある川里昭夫さん（同右）は「植島社長のいいところは、とにかく真面目なこと。誠実でみんなに好かれている。お客様にとっても真面目な仕事が一番。今の時代、そうでなければ信用されない」と話している。