【北海道】スマイルシステム（佐藤裕美社長、滝川市）では、ドライバーら従業員のやる気を引き出すため、「よいところを積極的に見つけて褒めあう」社内風土の醸成に取り組んでおり、褒められる行動や態度にポイントをつけて報償する制度を導入している。
　「見つけた」ノミネートポイントと名付けており、管理者らが、従業員の優れた行動や態度の詳細をポイントの申請用紙に記入。その内容を佐藤社長が見て、ポイントをつける。ポイントが認められた申請用紙は社内に掲示し、従業員は自分の「褒められた」行動を見てもらうだけではなく、他の従業員の行動も見ることができる「強い責任感が見られる」ことから、「協力会社から感謝の声があった」ということまで内容は様々で、「このドライバーが外部でこんな評価を受けていたのか」といった発見にもつながっている。

　ポイントは１ポイント、２ポイント、４ポイントに分かれており、それぞれ５００円、１０００円、２０００円の報償につながっている。ポイントは月末に清算するため「ありがたい」と従業員からの評判も良好のようだ。決裁者の佐藤社長に対して、申請した管理者から「なぜポイントが認められないんだ」と抗議が入ることもあるという。
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