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物流ニュース
「今日、行きませんから」 退職代行 突然の連絡に戸惑い
2026年7月8日New!!
「〇〇さんいるでしょ? 今日から行きませんから」
午前5時の出来事だったと振り返る、ある運送会社の営業所長。同6時から業務開始の予定だった従業員(20代)の退職を伝える退職代行サービスからの電話だと気づいたのは着信番号を調べたあとだったという。

折返しまで3日間
「最初に電話がかかってきた時は闇金業者かと思った。この電話以降、何度電話を掛け直しても折り返しがなく、退職代行サービスの問い合わせフォームを通じて、同従業員への貸付金や私物の返却について連絡がなければ弁護士に相談する旨を伝えた」と話してようやく連絡があったというが、この間に3日間を要した。
所長は、「退職代行サービスを利用すること自体には何の問題もない。ただ、退職を請け負うことを事業としている以上、本人に代わって手続きを行うのだから丁寧な対応をしてほしい」と苦言を呈した。
また、「その従業員とは横乗り指導などをしている最中、プライベートな話に加えて、『これから仕事を頑張る』とよく話をしてくれていただけに驚きもあったし、残念だ」と振り返った。
近年、退職代行サービスの利用者が増加するなか、慢性的な人手不足に悩む運送業界でもその影響が広がっており、突然の退職に戸惑う事業者の声が聞かれる。
退職代行を利用されたと話す事業者の多くは、それまで従業員との関係は良好だと考えており、本人から退職の相談も受けていなかったため、大きな衝撃を受けたと話す。
「直接話してほしかった」
また、別の運送会社の社長は、「何か不満があったのなら直接話してほしかったというのが正直な気持ち。ただ、本人にとっては言い出しにくい事情もあったのだと思う。こちらとして何か問題があったのではないかと考えると、申し訳なく感じる」と話す。
退職代行サービス「モームリ」を運営するアルバトロス(浜田優花代表取締役、東京都港区)が2024年8月に公表した調査で、利用者の年代では20代が6割以上を占め、勤続年数では半年未満が63.2%に達した。また、業種別ではサービス業の利用が最多となった一方、複数回利用された企業のランキングでは運送会社も上位に入った。20回以上利用された運送会社もあった。
退職代行サービスの利用自体は法律上問題なく、利用者にとっては精神的な負担を軽減できるメリットがある一方で、企業側からは「引き継ぎができない」「制服や備品の返却が遅れる」「突然の欠員で配車計画に影響が出る」といった課題も指摘されている。
運送業界は、1人のドライバーが抜ける影響が大きい。荷主との契約や配送スケジュールに直結するため、急な退職は事業運営にも少なからず影響を及ぼす。
利用の背景探る
同社長は「退職代行を利用すること自体を否定するつもりはない。しかし、その背景にある職場とのコミュニケーション不足や働き方への不満に目を向ける必要がある」と話す。
実際、若年層を中心に「退職は代行サービスを利用するもの」という認識が広がりつつある。インターネットやSNSで簡単にサービスへ申し込めることも利用増加の一因とみられている。
こうした状況を受け、運送事業者の間では、定期面談の実施や福利厚生の充実、ハラスメント防止研修など、離職防止に向けた取り組みを強化する動きも広がっている。
同社長は「退職代行を利用されたことは残念だったが、会社として雇用契約など改善できる点がないか見直すきっかけになった」と語る。
「辞めない職場」
運送業界では単に人を採用するだけでなく、「辞めない職場づくり」がこれまで以上に重要になっている。退職代行サービスの利用増加は、企業と従業員の関係性を改めて問い直す契機となりそうだ。
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精神的未熟な若者よ
闇バイトに流れるな
何言うとん
退職代行使われないような会社になればいいだけ