メイカ物流（加納淳社長、名古屋市中川区）で４?のユニック車が盗まれた。事件が発覚したのは６月３日。朝、出社した同社社員が、車庫にあるはずの車両がなくなっていることに気付き、同社社長はすぐさま警察に通報。そして、車両のＧＰＳを使用して位置確認を試みた。

　ＧＰＳの記録によると、車両は６月２日に車庫から出された後、そのまま国道22号に入り北上。北名古屋市の田園地帯で３日の午前６時まで停車していたという。「ＧＰＳ対策で、すぐに追いかけられるのではないか確認するためでは」と同社社長は分析。盗難車両はその後、岐阜市の解体会社で停車し、ＧＰＳもそこでオフになった。車両が解体会社で止まったのを確認した同社社長は警察に連絡。実行犯は見つからなかったものの車両は無事見つかった。しかし、すでにパネルは開かれ、デジタコなどの電子部品も取り外されていたという。（詳しい内容は、物流ウィークリー７月６日号に掲載しております）