私が船井総研で担当している太陽光ビジネスとＬＥＤビジネスにおける概況と弊社の見通しを掲載させて頂ければと思います。どちらのビジネスも様々な統計からはこれから爆発的に伸びると予測されているビジネスです。

　しかしながら現場でコンサルティングを行っている立場から申し上げますと、一部の企業が爆発的に伸びているのが現状で半分以上の企業は参入したものの伸びていないというのが現状です。どちらの商品も、「どのメーカーのどの商品にしたらよいか分からない」というニーズを満たした企業が今年は伸びました。
　但し、現場の足元では更なる差別化が要求されているのが実情です。具体的に言えば、安心です。すなわち太陽光・ＬＥＤ共まだまだ完成されきった商材でないからこそ、いざと言う時、駆けつけてくれる、もしくは新品と取り替えてくれるそんな保証をしてくれる企業に受注が集中しているのです。
　例えば全国どこでも４時間以内に（何か起きた場合）修理まで行います、という体制を確立したＬＥＤ企業は本年度年商５千万→６億になりました。太陽光においても（殆どの企業は今年大きくは伸びていません）月商５千万→２億に伸びた企業が実際に我々の事例ではあります。
　このように、来年度は安心・アフター・サポート体制を確立した企業が勝ちます。逆説的に言えばその体制がないままこの商売を始めることは非常に危険な状況になってきています。
　我々が主催する「新エネルギービジネス経営者サークル」ではそんなサービス・サポート内容を中小企業が備えられる・・そんな機能を有しています。ご興味がある方は是非一度お越し下さい。
（株式会社船井総合研究所・井尾宙嗣）
☆船井総研が運営する環境ビジネス情報サイト「eco-webnet.com」
※記事は11年1月の記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。