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ブログ・高橋 久美子
第249回:駅前で結婚相手探し その1
2014年12月15日
あなたは今、どのような方法で仕事を獲得していますか? このように聞くと、「紹介」または「営業」という答えが返ってきます。そして、こんな言葉が続きます。
「でも、昔と違って紹介がめっきり減ったんだよ。だから営業をしているんだけど、これがなかなかうまくいかなくて」 。もしあなたも同じ状況だとしたら、よく聞いて下さい。「今すぐ、営業をやめて下さい」。
「何言ってるの? 営業しないで、どうやって新しい仕事をとるっていうんだ。昔みたいに、紹介がもらえる時代じゃあるまいし…」 と思う人もいるかもしれませんが大丈夫。新しい仕事はとれます。しかも適正運賃で。ただし、今のように営業をし続ける限り、適正運賃の新しい仕事をとることはできません。分かりやすいように、例え話でお話していきます。
多くの運送会社がしている営業は、まるで駅前で結婚相手を探しているようなものです。想像して下さい。あなたは今、独身です。結婚相手を探しています。「花嫁候補を見つけたい」と思ったときに、どこで探すでしょうか?
Aさん「駅前で、かたっぱしから声をかけます! どこにどんなチャンスがあるか、わかりませんから!根性が大事です!」
Bさん「お見合いパーティーに行きます。そこには結婚したい女性が集まっていますから」
AさんとBさん、ふたりとも、年齢は30代後半です。結婚歴はないので、お相手も初婚で年下の女性を希望しています。さて、あなたは、AさんとBさん、どちらの婚活のほうがうまくいくと予想しますか?
「自分はとっくの昔に結婚しているし、他人の婚活の話なんて興味ないよ。そんな無駄話じゃなくて、荷主獲得の話をしてよ」
そんな声が聞こえてきそうです。でも、ご存じの方も多いかもしれませんが、私はムダが大嫌いです。特に、時間を無駄にするのが嫌いです。ですから、あなたの売り上げに、ビジネスに関係ない話は、一切するつもりがありません。安心して読み進めて下さいね。
来週は、AさんとBさんの婚活の行方と、中小運送会社の営業について、この続きをお話していきます。この記事へのコメント
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筆者紹介
高橋 久美子
あなたの会社が儲かっていない本当の理由
規制緩和により、夢大きく独立開業した運送会社の社長たち。その社長さんたちが、規制緩和後の業界環境の変化により、今、とても厳しい状況に立たされています。経営不振の影響によるメンテナンスの不備も懸念され、それが引き起こす悲惨な交通事故も、連日ニュースで報道されています。このような危機的状況を受け、中小規模運送会社の根本的な経営改善と救済を目的として発足したのが、私たち「全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会」です。
全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会 -
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