物流施設専門の不動産開発会社プロロジスは８日、中国において蘇州物流中心有限公司とそれぞれ５０％出資し、合弁会社を設立する契約を締結したことを発表。今回の契約に基づき、同合弁会社は蘇州工業園区内の物流部門を所有、また、同園区内に物流施設を独占開発できる権利を有することとなる。
　契約の主な内容として、両社は合弁会社にそれぞれ約３１００万ドルを段階的に投資し、現在建設中の施設も含め、合計１４万６３００平方メートル超、１７棟の物流施設を購入。また、本契約には約３９エーカー（１５万７８００平方メートル）の土地開発権に加え、１１０エーカー（４４万５２００平方メートル）の土地価格決定権が含まれており、将来合計２６万平方メートルと予定されている開発をサポートする。なお、それら物流地区・拠点は「プロロジスパーク蘇州」と命名される。