日本損害保険協会（江頭敏明会長）は2月25日、「07年度自賠責保険広報キャンペーン」の発表会を開催。今回、タレントのベッキーさんがキャンペーンキャラクターに起用された。
　半田勝男専務理事は「安心・安全に力を入れ、年々事故数も負傷者数も減ってはいるが、それでも年間83万人以上が事故に遭っており、まだまだ多い。ベッキーさんは幅広い年齢の人たちに支持されているので、頑張って広報に努めてほしい」と協力を要請した。

　ハンドルを握るのが大好きというベッキーさんは、「友人を乗せることも多く、いつも『命を乗せて走るから安全運転で』と、自分に言い聞かせてからエンジンを掛けています」とし、「1日当たり2300人もの人が事故に遭っているなんて驚きました。ますます安全運転を心掛けます」と語った。
　今回のキャンペーンは（１）自賠責保険は全車両を対象として加入義務があり、未加入は罰則があること（特に原付き自転車などは保険切れに注意）、（２）同保険は交通事故の被害者保護のためにあること、（３）同保険の運用益で事故防止・軽減の活動を行っていること、の3点をポイントとし、これらの周知を図る。