Ｇライン（荒牧敬雄社長、福岡県糟屋郡）は、初の新卒採用をして、育成をしながら人材を順調に増やしている。

同社は、今まで新卒採用をせず、中途採用で未経験者の確保に注力していたが、今回初めて採用することを決めた。
今回の新卒メンバーは、一昨年の採用した人材である。高校２年生の時に会社のメールにダイレクトメッセージ送ってきてくれたことがきっかけだった。

同社社長もメッセージをくれた当初は、高校２年生で住んでいる地域が関東ということもあり、あまり期待をしていなかったが、高校３年生になり、メッセージをくれたことと福岡県の本社に２回面接に来てくれたことで熱意を感じ、創業以来初となる新卒の採用を決めたという。

荒牧社長は「メッセージをくれた時は高校２年生で冷やかしだと思っていたが、３年生になり、関東から福岡に一人で２回も面接に来てくれる熱意を感じて採用した」と話す。

また、初めて新卒を採用するため、教育プログラムを構築し、１年間時間をかけて教育しながら人材の育成をしていくことを考えている。荒牧社長は「初めてのことばかりだが、縁を大切にしていきたい。ゆっくりと時間をかけて教育して、よい人材に成長させていけるようにしていく」と語る。

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