野呂水産運輸（野呂忠生社長、三重県四日市市）は８月２３日、富洲原エキサイティングＣＬＵＢ（坂口誠会長）主催の富洲原ＧＥＮＫＩフェスティバルに参加した。
　会場は、野呂水産運輸が全面提供。同ＣＬＵＢの副会長を務めている野呂昭暢常務は、「最初はイベント参加やスポーツといった活動がメーンの活動団体だったが、お世話になってきた社会に恩返しをしようという思いもあって、最近ではボランティアを主な活動としている」と説明し、「この活動もボランティアで何かできないかと考えた結果、当社の駐車場が花火大会当日に空くということで企画された。企画中に東北の震災があったこともあり、収益は東北に、ということになった」とコメントしている。
　チャリティーイベント会場の設営、屋台業者やアーティストの招致などは全て同会の協力で行われている。会場にはステージが設けられ、シンガーソングライターのななせじゅんこ氏をはじめとする12組のアーティストらがパフォーマンスを披露した。

　参加者も回を増すごとに増加しており、近年では、およそ１万人の来場者が訪れるという。
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