奈良県天理市役所で１０月５日、「日本のはじまりの道　天理市」と描かれたラッピングトラックが披露された。協力したのは辻本運送（同市）で、お披露目式で辻本廣行社長は「当社の専務が市長と話し合って『もっと市をＰＲしたい』となった。宗教都市として知られるが、他にもいいところがある。今回は後部だけのラッピングだが、今後はサイド部分にもラッピングしていくことを市長とも話し合っていく」とあいさつ。
　写真家の阪口義一氏は「写真を撮影したのは５年ほど前。同じ写真を市のブログにも使っていただいている」とコメント。並河健市長は「天理の魅力を全国に発信していただけることは、天理発の官民共同の取り組みとしてうれしい限り」と述べた。
　同トラックは「市に興味を持ってもらおうと『日本最古の道』というフレーズを入れさせていただいた。多くの人に天理市を訪れてもらいたい」（辻本運送）という思いから誕生。このプロジェクトは半年ほど前にスタートし、「今後も増車していく方針」という。