【大阪】谷正運輸（谷昇生社長、守口市）は府が主催する御堂筋イルミネーションに毎年協賛をしていることで、府から感謝状が贈られた。

毎年、１１月中旬から１２月末までの期間に大阪市の御堂筋にあるイチョウ並木には、ＬＥＤライトが飾られ、国内外の多くの人々が集まる。府が地域活性化を目的に平成21年度から実施しているイベントだ。

同社は、御堂筋イルミネーションに発足当初から参加し、協賛を続けたことで今回、表彰された。

谷社長は「街の活性化を含め、人が集まることで、少しでも荷量が増えればと思い、続けている。社会貢献活動の一環として毎年、イルミネーションにメッセージツリーをさせてもらっている」と話す。

同イベントは、年々、実施区画が延び、現在は梅田の阪神前交差点から難波西口交差点の約４キロに渡って展開されている。区間別にＬＥＤの色を変え、平成26年度には「最も多く街路樹にイルミネーションを施した通り」として世界記録にも認定され、大阪の冬の一大イベントになっている。

「このようなイベントで数々の大手企業や団体の方と一緒に表彰を受けられたことに感謝している」とし、「中小企業の我々が発信者となって企画することは難しいが、地域や社会に間接的にでも貢献したいと思い、継続している」と話す。

同社長は、「大阪に人が集まる仕掛けを施し、多くの人が足を運ぶことで、地域の活性化につながる。近隣の雑貨店や飲食店に人が入ることで、物が少しでも動けば良い」と思いを語る。

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