自動配車システム「Ｌｏｏｇｉａ（ルージア）」をはじめ、ＡＩによる業務効率化サービスを提供するオプティマインド（松下健社長、名古屋市中区）は、最適な訪問日時・スタッフを自動計算する新システム「ＳｃａＬｅ（スケール）」の提供を開始した。人がサービス提供をしに出向く産業に対して、ＡＩによって最適な訪問計画を提示。「訪問スタッフの余剰稼働を減らす」「スタッフ稼働効率を上げる」といった効果により、効率化を支援する。「ユーザーとの日時確定までのリードタイムも大幅に短縮でき、離脱率の低下や顧客満足度の向上にも貢献する」としている。

同社では、サカイ引越センターグループ企業のエレコン（堺市堺区）と協力。引っ越しに伴う家電製品工事の調整業務の負荷軽減、スタッフ稼働の平準化、訪問件数の拡大を目指す実証実験を行う。

エレコンの小林幸夫執行役員関東ブロック長は「業務の効率化とサービス品質の向上を目指す。この実験を通じて、ともに新しい価値を生み出し、皆様にとってより良い結果を提供できるよう努めていく」とした。

また、森本敦史執行役員管理本部長は、「この実証実験はエレコンにとって大きな挑戦であり、未来の業務効率化に向けた重要な一歩。最適化ＡＩ技術を活用し、顧客サービスの向上と業務のスムーズな運営を目指す」と述べた。

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