王子運送（浜野健二社長、東京都北区）の岩槻物流センター（さいたま市岩槻区）が１２月にオープンする。敷地面積３万９９３０平方m、倉庫面積２万７７２０平方mのスケールメリットを生かし「顧客ニーズに対応するフレキシブルな施設運営」を目指す。

　新センターは、東北自動車道・岩槻インターから４．５ｋｍ、国道１２２号に面し、国道１６号へも４ｋｍでアクセスする好立地。とくに埼玉県、東京２３区、千葉県への配送には最短ロケーションで、全国をカバーする供給拠点となる。
　同社の特積み輸送および共同配送拠点が隣接しており、輸送モードの選択肢の幅も広がり、ＤＣ、ＴＣ、配送とトータルでの物流構築が可能。王子運送では「２４時間対応のマルチ物流センター」として販売していく。