佐川急便は２１日から、創業の地である京都に「祇園佐川急便」（祇園サービスセンター）を開設。「従来のサービスセンター機能とともに、祇園を訪れる人たちへの情報発信拠点として展開」していく。

　場所は京都市東山区祇園町で、木造２階建てのレトロな建物。サービスセンターとして顧客の荷物を集荷、配達し、老舗ブランドとのコラボレーションによるオリジナルグッズ（油取り紙、お香など）も販売。今後は手荷物の一時預かりや周辺情報の発信など、観光客向けの独自サービスを展開する。
　コンセプトは「京のおもてなしの心」。スタッフは祇園限定の「車夫」をイメージしたオリジナル制服を着用、三輪自転車と台車も祇園の景観に馴染むデザインにした。スタッフには立ち居振る舞いや言葉遣いで、「日本独自のおもてなし」の考え方を採り入れた教育を行ったという。
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