国交省の中田徹自動車局長は２月２１日、定例会見を開催。デジタコ義務化範囲の拡大について、「当初、考えていたスケジュールはなしにして進めていく。義務化の趣旨をご理解いただきたい」とした上で、「業界ではドライブレコーダーを使った努力を進められているが、安全性や環境性能については問題がない。しかし、ドラレコを導入すれば運行記録を取らなくてもいいのではない。労働、運転時間管理がしっかりできているかどうか、労働時間の順守が目的」とした。

　また、「アナログ式のタコグラフを使用している事業者について、自主努力をしている方には一定の配慮が必要」とし、「しかし、デジタコの方が管理が完全で、外部からのチェックを受ける際にも使いやすい」と示した。
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