トーハン（川上浩明社長、東京都新宿区）は３月２６日から、新たな物流拠点「トーハン川口センター」の運用を開始した。

同センター開設は、中期経営計画「ＲＥＢＯＲＮ（２０１９―２０２３）」「ＢＥＹＯＮＤ（２０２４―２０２６）」に基づく本業改革の一環。最新のマテハン設備導入による雑誌物流品質の向上と、雑誌以外の商材にも対応可能な汎用性のあるセンターの整備が狙い。

なお、建設計画策定後に大手コンビニエンスストア（ＣＶＳ）との新規取引が決定したため、計画を一部変更。同社向けの雑誌発送も同センターで行うこととし、このたび当該業務もスタートした。

今夏にかけて段階的にＣＶＳ２万店の発送業務を他社から移管したのち、現在、同社西台雑誌センターで行っている書店向けの雑誌発送業務も順次移管する。２０２５年中には新センターが全面稼働状態となる予定。将来的には雑誌以外の商材も取り扱うことも視野に入れ、物流の重要拠点として活用していく。

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