阪神高速道路公団は８月３０日、府内で事業中の大和川線（湾岸線と松原線とを結ぶ総延長約１０・８Ｋｍの自動車専用道路、完成目標平成２２年）において、三宝ジャンクション（関連アクセス道路含む）および鉄砲ランプの線形を変更する方針を明らかにした。また、大和川第２ジャンクションも廃止する。
　道路関係四公団民営化関係法の成立に伴い、阪神高速道路公団においても有料道路事業の採算性の確保や建設コストの削減が強く求められており、平成１７年度の民営化に向け具体的な対応が急務になっている。同公団で建設コスト削減についての具体的な検討が行われ、都市計画変更を行うものとなった。
　大和川第２ジャンクションは大阪泉北線に接続予定であったが、このほど大阪泉北線が廃止となったためジャンクション自体を廃止する。