日本通運は５日、アラブ首長国連邦ドバイ首長国に駐在員事務所を設置したと発表。同地域には５年前から同社社員が長期滞在し、周辺諸国を含めた物流オペレーションに携わっていたが、正式に会社組織として進出することとしたもの。
　今回進出するジュベル・アリ・フリーゾーン（ＪＡＦＺ）は１００％外資企業が認められ、外国企業への優遇税制があるなどの理由から外国企業の進出が急増。日系企業も製造業を中心として、すでに２０社以上が進出している。同地域での物流ニーズも今後さらに高まる状況にあり、同社としても継続した営業展開とサービス体制の確立を目的として、組織・拠点の整備を進めてきた。