日本郵船は２５日、日本法人で初めて「トール・ヘイエルダール国際海洋環境賞」にノミネートされたと発表。同社では「安全・環境対策推進委員会」を設置し、独自の安全環境推進活動のもと船主や船舶管理会社の協力を得て、地球規模で安全運航と環境保全に取り組んできたが、それらが評価されたもの。
　同賞は９６年、ノルウェー船主協会とヘイエルダール博士によって設立され、海運事業で新しく具体的な環境保護手段の導入を奨励している。授与式は５月１９日、ホテルニューオータニで開かれるが、同社とノルウェーの海運会社であるクヌッツェン・オーエーエス・シッピングの２社のうち１社が受賞となる