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重機運輸機工「違反覚悟で運送」 明日は我が身と不安視する声
2015年6月29日
高速道路で悪質な違反をしたとして、ネクスコ東日本が千葉県浦安市の運送事業者を同県警に告発した事案。国交省が1月に新たな方針を打ち出して以降、初となる告発に業界では波紋が広がっている。事業者の悪質な違反に歯止めがかかり、荷主への注意喚起につながることも期待される一方、現場では、どうしても分解できず、重量超過で走らないといけないケースもあるのが実情で、「明日は我が身」と不安視する声も聞かれる。
今回、ネクスコ東日本に告発されたのは、浦安市の重機運輸機工。ネクスコ東日本によると、同社は4月14日に東関東自動車道下り車線で、車両制限値25?を大きく超過する82.05?で大型トレーラを通行させたという。国交省は1月、車両総重量が基準の2倍以上の重量超過には悪質な違反として告発を行う方針を打ち出しており、今回の告発はその方針に則って実施された。しかし同社では、これまでも道路法違反が多く確認されており、再三にわたり改善指導を行ってきたが改善が見られなかったという。(詳しい内容は、物流ウィークリー6月22日号に掲載しております) -
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