配送センターでの、ちょっとした小競り合いが思わぬ事態に発展した。パトカーや救急車、消防車が出動する騒ぎに周囲は騒然となり、荷主も困惑する始末。人材不足とはいえ、ドライバー教育には力を注がなければいけないと痛感する事案となった。

　千葉県内にある事業者は、荷主の配送センターで入出庫作業から配送までを手掛けている。同センターにはメーカーから製品が納品されてくるが、その際は別の運送会社が納品にやってくる。問題は、その納品時に発生した。同センターの納品口は狭いため、トラックを止める方向や止め方など、暗黙のルールが設けられている。初めて納品する場合も、少し気を付けて周囲を見れば、すぐに理解できるルールだった。午前中の混雑する時に１台のトラックが納品にやってきた。するとすぐに、ルールを無視した行動を取る。「さっさと荷物を下ろして去りたかったのだろう」と、同社社長は指摘するが本来、駐車する方向とは真逆に止め、堂々と入り口をふさいでしまった。（詳しい内容は、物流ウィークリー９月２１日号に掲載しております）