昨年の同じ時期と比較して燃料価格は大幅に減少したが、仕事量も大幅に減少しているため、一部運送事業者では昨年の繁忙期に比較して２割から３割程度売り上げが減少しているのではと話している。年末の繁忙期にも期待しにくいと感じ、深刻な不況が訪れるのではとの不安を持つ事業者も多い。

　大阪府高石市の運送事業者Ａ社でも、「昨年と比べ仕事量の増減が非常に激しく、さらに物量も若干減少している。今年は春以降に物量が大きく減り、秋口からようやく回復してきたように思われたが、10月後半から再び物量は低迷したため、荷主が車両確保を用心した早目のオーダーもない状況だ」と話す。（詳しい内容は、物流ウィークリー１２月１４日号に掲載しております）