どこの運送会社を訪問しても必ず聞かれるのが人材確保の状況。長期にわたって人材募集を行っているものの、何の反応もないため他社ではどんな状況なのか聞かれる。人材不足が深刻化する中、新たな仕事があっても、人材確保が出来ないことから仕事に取り組めないなどの声もある。

　大阪府高石市に本社を構え、車両台数約30台を保有する運送会社Ａ社でも「昨年暮れからドライバー２人が事故やケガで長期休職しており、トラック２台が車庫に止まっている状態。当社では建設資材などの輸送が大半を占めているが、現在は繁忙期の真っ最中。休職したドライバー２人を補充するためドライバー募集を行っているが、全くと言っていいほど問い合わせも応募もない。本格的に荷物が動き出す前に、どうにかドライバーを確保しなければ、メーン荷主の仕事の依頼に対応できない」とドライバー不足の不安を抱えている。（詳しい内容は、物流ウィークリー２月１日号に掲載しております）