スマートフォン向けのゲームアプリ「ポケモンＧО」が人気だ。現実世界を歩いてポケモンを探索し、捕獲後に育成・交換・バトルをするもので、街中にはスマートフォンを片手に歩く人や、自転車に乗ってポケモンを探す人が多く、一部では転倒、衝突といった事故も報告されている。また、ゲームで利用する「ポケストップ」は、企業や店舗など集客効果が認められる一方、私有地が登録されたことでプレイヤーによる迷惑行為で「削除」を求める声もある。

　ゲームの中では、さまざまなアイテムを補給できる「ポケストップ」という拠点がマップ上に現れる。名所旧跡やランドマークなどが登録されているが、ある俳優の自宅も登録されているという。

　大阪市平野区の益枝興運産業（益岡幹和社長）の本社事務所と駐車場を囲う壁には、鉛筆のようなポールと凹凸のある壁がデザインされている。変わったデザインのためか、ポケストップとして登録されていることが分かり、同社関係者が役員らに報告した。

（詳しい内容は、物流ウィークリー8月8日号に掲載しております）