【奈良】奈ト協は１１月２６日、グリーン経営促進研修会を開催。交通エコロジー・モビリティ財団グリーン経営業務室の浅井主税調査役が講師を務め、「グリーン経営認証取得（新規・更新）について」をテーマに講演した。

浅井氏は、グリーン経営に取り組む意義として、「環境保全は企業の社会的な責任」、さらに「環境保全を通じて企業を強くする」の二つであると説明。「今や環境を無視することはできない時代であり、グリーン経営に取り組むことで、バランス良く付き合って頂ければ」とアドバイス。同財団が発行しているテキスト「トラック運送事業におけるグリーン経営推進マニュアル」を用いて、グリーン経営の進め方や認証を取得するまでの流れなどを紹介した。

また、認証取得事業者に対する行政による優遇や、保険料の割引、低金利融資、国交省および同財団のホームページへの事業者名の公表など、認証取得によるメリットを伝え、さらに、昨今話題となっているＳＤＧｓとグリーン経営の関係についても触れた。

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