厚労省は３月２８日、第８回労働政策審議会労働条件分科会自動車運転者労働時間等専門委員会を開催。改善基準告示の見直しに向けて議論を行った。

令和６年４月の施行に向け検討している改善基準告示の見直しについて、タクシー部会とバス部会では中間的な検討結果がとりまとめられ、トラック部会では夏ごろまでにとりまとめることが報告された。

労働時間などの改善のための基準について、タクシー部会では、１か月の拘束時間は２８８時間を超えないものとするとし、日勤の休息期間は勤務終了後、継続11時間以上与えるよう努めることを基本とし、継続９時間を下回らないものとするとしている。

バス部会では、年間の拘束時間を３３００時間、１か月の拘束時間は２８１時間を超えないものとし、休息時間は勤務終了後、継続１１時間以上与えるよう努めることを基本とし、継続９時間を下回らないものとするとしている。

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