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ブログ・上西 一美
第160回:生活道路や低学年児童に注意
2026年6月10日New!!
日本事故防止推進機構(JAPPA)の上西です。毎年この時期になると、必ずコラムで取り上げているテーマがあります。それは、子どもとの交通事故です。4月から6月にかけて、子どもの死亡・重傷事故は増加傾向を示します。
特に多いのが、小学校低学年の子どもたちです。新学期が始まり、登下校や友達との外遊びなどで行動範囲が一気に広がります。しかし、危険を察知する力や交通ルールの理解はまだ十分ではありません。
事故の発生時間帯は、平日午後3時から同5時の下校時間帯に集中しています。さらに土日になると、日中はどの時間帯も注意が必要です。子どもは危険感受性が低く、急に走り出す、呼ばれて振り向きそのまま道路に出る、落とし物を拾おうとして車道側にふらつくなど、大人には予測しづらい行動をとります。
特に生活道路では、出会い頭事故が多発します。見通しの良い交差点であっても必ず徐行する。一時停止義務のある場所では停止線の手前で確実に止まり、左右の安全確認を徹底する。「見えているから大丈夫」ではなく、「見えていないかもしれない」と考えることが重要です。
さらに、歩道と車道の区別がない道路では、道交法第18条により、歩行者との間に1㍍以上の間隔を保つか、徐行する義務があります。子どもの横を通過する際は、特に十分な側方間隔と徐行が必要です。昨年、埼玉県で発生した事故では、生活道路で子どもが転倒し、後続車がはねて死亡させるという痛ましい結果となりました。転倒やふらつきは、子どもには日常的に起こり得る行動です。
子どもは突然転ぶ。突然飛び出す。その前提で運転することが、大人の責任です。ほんの数㌔の減速、数秒の確認が、未来ある命を守ります。この時期こそ、生活道路ではいつも以上に慎重に、基本動作を徹底し、子どもの命を守る運転を実践してください。
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筆者紹介
上西 一美
一般社団法人日本事故防止推進機構理事長、株式会社ディ・クリエイト代表
自動車事故防止コンサルタントとして豊富な実績。
一般社団法人日本事故防止推進機構
http://www.jappa.or.jp/
株式会社ディ・クリエイト
http://www.de-create.com/ -
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