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運送会社
福岡ロジテック 先の時代に合わせて情報発信と安全対策
2026年10月8日New!!
【福岡】福岡ロジテック(永山祐資社長、糟屋郡宇美町)は、SNSを活用した情報発信と独自の安全対策を通じ、ドライバーが安心して働ける環境づくりを進めている。
30周年を迎え、社長に就任した永山社長は「今の環境を守りながら、時代に合わせた取り組みを続けていきたい」と話す。
同社がSNSを始めた最大の目的は人材募集だった。求人媒体に掲載するだけでは伝えきれない会社の雰囲気や仕事内容を、自社から直接発信することにした。
動画の撮影は映像制作を担当する顧問が行い、月4本程度を制作。編集や文字入れなどは永山社長自身が担当している。週1回のペースで発信を続けており、「最初は機械が苦手で大変だったが、やっていけば形になる」と笑う。
採用面では、SNSを見たことが入社のきっかけになったケースもある。ハローワークや求人媒体で同社を知った求職者が、SNSで会社の様子を確認して応募するケースのほか、京都で勤務していた20代の男性がSNSを通じて同社を知り、メッセージのやり取りからオンライン面接を経て入社した例もある。
同社長は「今は車両が埋まっているので募集できない状況だが、それでも『空いている車両はありませんか』という問い合わせが週2回ほど来る。直接SNSの効果とは言い切れないが、会社を知ってもらうきっかけになっている」という。

一方、安全対策では、ドライバーの負担を減らす独自の運行体制を構築している。
同社では午後8時から翌午前5時までトラックを動かさない。また、荷物を積み込んでから荷下ろしまでの間は、会社の指示・負担で高速道路を利用し、パーキングエリアやサービスエリアで休憩を取ることを徹底している。
背景には、平成から令和へ移る時期に経験した事故にある。事故を契機に運行体制を見直し、現在の安全対策を継続してきた。その結果、令和に入ってから人身事故はゼロ件。過労運転の防止だけでなく、ドライバーが余裕を持って運行できる環境を整えることを重視している。
同社長は「安全はもちろんだが、ドライバーにとって働きやすい環境をつくることが大切。法改正があった時にも、ドライバーが気づく前に対応しておきたい」と語る。
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