【京都】和束グループのマルコーエキスプレス（杉本哲也社長、京田辺市）は１１月６日、京田辺営業所を開設した。
　同営業所は、約２０００坪の敷地に６００坪の倉庫を完備している。倉庫内には４.８トンまで荷物を吊り上げられる天井クレーンを２基完備しているだけでなく、天井の高さも大きな荷物を保管できるように８.２mの高さを確保しているほか、照明はすべてＬＥＤを採用。その他にも従業員の洗車時間の短縮を図るために大型の洗車機も備えつけている。
　また、大型車両で荷物の積み下ろしが行いやすいように５mの間口を２か所設け、積み込み作業などをスムーズに行える作業効率のことも考えて設計している。

　同営業所では、従来まで八幡営業所と本社で対応していた営業活動、配送、アフターサービスを統括。１社の荷主の要望に対応し、新しく倉庫も建設して荷主との信頼関係をより構築する。また、緊急の要望に対応できる体制を整えるためにも同営業所は開設されたという。
　また、営業所の近くには京奈和自動車道田辺ＩＣがあり、立地条件も抜群の場所に構えており、今後の営業展開につなげる狙いのほか、顧客の要望に対応することで同顧客の仕事を１００％請け負う体制を構築している。
　同グループは、今後も関東や中部エリアなどに積極的に設備投資する予定で、グループ全体で売り上げと利益率を確保していくとしている。
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