プラネットファイブ社長で、人材コンサルタントの田中和彦氏が、
著書「あたりまえだけどなかなかできない42歳からのルール」
（明日香出版社）の中で、ビジネスキャリアについて、次のように
述べています。
> 僕は、ビジネスの世界で生きるということは、不自由さから解き
> 放たれて、自由を獲得するための戦いだと思っている。
私は、この文を読んで、なんて的を射た表現なんだと感動しました。
駆け出しの修行時代は、周囲からの期待はありますが、信用は
ありません。
期待に応え続けることができれば、信用がついてきます。
そして、信用を積み重ねれば、信頼（アテに）されるようになります。
周囲からの信頼が、自らを自由にさせます。
田中和彦氏は、「（自由を獲得するための）戦いに勝つために必要な
ことは３つある」と言い、次の３項目を挙げています。
1）どこでもやっていけるだけの普遍的な力を身に付けること
2）周囲から信頼されること
3）明確な意思とビジョンを持つこと
私は、3）→1）→2）の順なのではないかなと思います。
若い人に、ぜひこういった話をしてあげてください。
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