全国の運送会社の若手経営者で組織するドライバーニューディールアソシエーション（Ｄ.Ｎ.Ａ）は９月２５日、定例会を開催。「定着率の向上のための取り組み」をテーマに、理事がそれぞれ事例発表を行った。

出島康佑理事（安立運輸）は、従業員満足度を上げる取り組みとして導入し、効果を上げている「目標達成給制度」を紹介。坂中亮善理事は、人材確保に向け「女性の採用担当責任者を置いた」ことや「ハローワークの活用」の重要性などを説明した。

このほか「外国人雇用」について、フローラ・アミ（東京都世田谷区）の前田智之社長が講演。同社は「世界中の人に日本で働くチャンスを！」を掲げ、２０１５年１０月に設立したベンチャー企業で、前田氏は「運送業のドライバーでは就労ビザが取得できないが、『養成型』で採用の可能性がある」と強調した。

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